日本におけるフルCGアニメーション制作への理解と振興を目指す本連載。今回は2016年11月に『機動警察パトレイバーREBOOT』を発表し、多くのファンから喝采を浴びた吉浦康裕氏に登場していただいた。学生時代からCGを使った個人作家スタイルでオリジナル作品を作り続けた吉浦氏。初の「原作モノ」となった本作においてもそれまでの方法論を積み上げ、CGを使った特撮スタイルを「パトレイバー」に導入して作り上げ、自身をして「得意技が全部ハマった」と言わしめる会心の作になった。その原点にある“空間フェチ”になったきっかけから、アニメーション作家活動を始めたときのようす、そして監督として・・・
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